
大波スレートの4.5mm品(質量11㎏/㎡)による軽量化と敷き母屋工法による施工の簡便化と施工価格の低廉化を実現致しました。

![]() スレート屋根二重葺き工法は、既存のスレート屋根に重ね葺きするだけの簡単な工法です。 この工法は、鉄板カバー工法(既存スレート+鉄板0.5mm)と比較し、体感温度をさらに2℃下げることが可能となります。 今回、SKC協会では武蔵工業大学・宿谷研究室に実験を依頼し、その結果以下のようなデーターを得ることができました。 |

武蔵工業大学構内にあるスレート一重葺きの実験棟に鋼製スペーサー工法によるスレート二重葺を施工し、8月の酷暑の最中に遮熱効果実験を実施しました。 今回の実験では、スレート一重葺、スレート二重葺の場合において測定を実施しました。また、鋼板カバー工法の屋根裏面温度をこのデーターに基づき計算し、その結果を3つのパターンで比較しました。
※1作用温度とは体感温度の一種で、人体の周りの床・壁・天井の表面温度の平均値と室内気温の和を2でわったものです。
|
![]() |
![]() |
![]() |

屋根仕様による遮熱性能の違いを「エクセルギー」という概念で説明してみます。エクセルギーとは物質とエネルギーの資源性を拡散能力として統一的に表すことが出来る概念です。 その中で「温エクセルギー」とは、ものをあたためる能力で、その値が大きいほど暑さをもたらす効果が大きいということになります。 |
